音楽と人と自然はいつも無限大。…そして『石川大地』も。 音楽と人と自然を愛し、独自の世界観を作り出すシンガーソングライター『石川大地』のブログ。

石川大地と音楽と自然と。

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オーストラリアと生活と歴史と。
13歳の時に渡った大きな島国、オーストラリア
赤道直下に近いパパヤ・ニューギニアの南に位置する砂漠地帯。
日本と季節が真逆。夏と冬の2季しかなく、非常に乾燥してて暑い。
オゾン層の破壊に伴い、紫外線の強さも半端ではなく、
太陽光は肌に突き刺さるように痛い。
全世界で最も皮膚癌の多い国だという事実もある。

渡豪して、すぐにESL(English Second Language)の学校に通い、
英語や生活勘など、カナダで養ったカンを取り戻すようにした。
しばらくして2月が訪れ、高校に入学し、現地生活が始まった。

カナダに住んでいたのは5年近く。
とても穏やかで、楽しい印象の多かったカナダでも生活。
それとは打って変わって、人種差別の傾向が強いオーストラリア。
一概に全員がそうだとは言えないが、その傾向を強く感じた。

カナダ、オーストラリア共に、移住先として人気が高いという。
でも、この二国には決定的な違いがあるという事はあまり知られてはいない。

カナダとは、大自然に恵まれた冬は寒い国。
治安は良い。英語が通じる。
オーストラリアとは、南半球に位置し、
日本との時差がほとんどなく温暖で英語が通じる。

移住先の第一条件に見合う国として、
カナダとオーストラリアが候補に挙げられるケースが多いと言う。
どちらも英語圏で治安が良く、自然に恵まれた外国。
確かに元英国連邦の直轄地として、
その後、独立した歴史を持つことなどを見ると
共通点が多いことも間違いの無い事実。
しかし、日本人として海外移住や海外生活を行う中で、
この2つの国には決定的な違いが存在している。
その事は案外、知られていないのだ。

その違いとは、日本人の歴史そのもの。
カナダは明治初期から多くの日本人が入植し、
大正時代には日本人町を造り上げ、
現在に至るまでカナダ西海岸の漁業に大きな足跡を残してきた。
約120年前から日本人がカナダに数多く渡っていたことで、
カナダには日系カナダ人が非常に多く、
その世代はすでに4世まで根を伸ばしている。
彼らはカナダ人としてカナダ社会に着実な信用と実績を築き、
それはカナダにおける日本人への信頼となっているのである。
ですから、これから海外生活を始めようとする日本人にとって、
歴史的に対日感情の良いカナダという国には
スムーズに受け容れられる土壌があるのだ。

一方のオーストラリアだが、
日本を含めるアジア地域からの
移民政策を開放したのが1960年代になってから。
オーストラリア生まれの日本人が、オーストラリア社会に帰属し、
信用と信頼を勝ち得るまでに達していない。
日本人が頑張るほど、現地での風当たりが強くなるのは
仕方の無いことかもしれない。
オーストラリアの失業率が高いのはアジア人の移民政策の影響だ!
と声高に叫ぶ国会議員と、それを支持するオーストラリアの市民。
全ての人がそうだということではないけど、
カナダには無い雰囲気というのが、
この日本人を含めるアジア人追放政策を
唱える人々が存在する、ということ。
観光旅行で短期間だけ滞在し、
観光地だけを巡ってくるだけでは決して分からない
オーストラリアの知られざる一面だったりもする。

日本人として海外で生活する上で、
現地の人々から素直に受け容れられるか?ということが実は一番大切。
綺麗な国だとか、物価が安いとか、気候がどうだとか、なども重要だけど、
それ以上に大きなウエイトを占めるのは現地の人々から受け容れられるのか? 
その土地に居ついて住めば住むほど痛烈に感じること。
その意味では、年中暖かく過ごしやすいオーストラリアが、
本当の意味でアジア人に対する受け容れが整ったとき、
素晴らしく住みやすい国になるとは思うが、
道のりは長く感じて仕方がない。

二つの国で見比べてみても、
これだけの歴史背景が違い、
それに伴って日本人の位置関係も大きく変わる。
現地の高校に通いながらに思った事がある。
オーストラリアは歴史上、日本人とまだ希薄な関係しか築かれていない、
という事実を差し置いて、やはり土地は広けれど、島国なんだ、と。
基本的に移民国家なのもあるので、人種は多い。
元々、オーストラリアの純粋な原住民は街を追いやられ、
森や街の郊外での生活を余儀なくされ、
それも政策問題として、未だに解決に至っていない。
島国な見解や価値観がそこにある限り、広がりは生まれないのかも。

イギリス色が色濃く根付いているオーストラリアの教育制度は
物凄く賛同させられるところが多い。
実際、アジアからの留学生や、アジアへの留学制度など、
オーストラリアに滞在していた晩年には
そういうのもちょっとづつ発展していってた。
だが、オーストラリアという国に強く根付いているアジア批判
とても悲しい事だし、バカげてるとも感じた。
一日も早く、人間の人種によっての争いや問題がなくなる日が来ることを
心より願った日はなかった。





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PROFILE

石川大地
石川大地
自然と人と音楽をこよなく愛するシンガーソングライター。武蔵野市、吉祥寺在住。
大阪で生まれ、6歳から海外に移住し、そこで他民族、様々な文化や自然、音楽に触れる事ができ、現地での聖歌隊、ミュージカルなどの活動の中、中学時代にギターと出逢い、それと同時に曲作りを開始させる。幾多のバンドにVoとして参加し、しばらくの活動休止を経て、現在のソロシンガーソングライターのスタイルに至る。



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